アロマセラピーは芳香療法という意味です。
好きな香りを嗅いで嗅覚から脳に伝わり精神的な
リラックスやリフレッシュを促す。
アロマセラピーを学んだ方には
「わかっている」と言われてしまうと思います。
私はアロマの勉強をしていくうちに
本当にそうかなあとずっと疑問を持っていました。
メディカルアロマで使用するケモタイプ精油は約120種類あります。
中には薬品のような香りで、リラックスするとはとうてい思えないものがたくさんあります。
メディカルアロマ研究所でのエビデンスでも
被験者が好きな香りだからといって良い結果が出るとは限らず、逆に好きではない香りではないのに良い結果が出ることが多々ありました。
精油選択は使う目的を明確にして、成分レベルで選択することに尽きるのではないか。
アロマセラピスト自身が、迷わずにきちんと精油を選べる知識を持つことがクライアントのためだと特に最近感じます。
目的が、香りを楽しむのなら
「好きな香りを選ぶべき」です。
しかし、目的によっては好きな香りでなくても驚くような結果が出る。
これは今回の学会発表した精油はまさにそうでした。あえて被験者の好みは一切無視して
ブレンドを試してみました。
薬で言うところの
「良薬口に苦し」のようなものでしょうか。
私たちの、体はまだまだ可能性を秘めているようです。
最終更新日: 2019年7月5日